望むと望まざるとも。

石クリの帰りに草を掘り、少数を薬にして売る日々。

休日にやれやれとキューブに足を運んでは、ストックの少ない幻仙石をすり減らす。


うっかりつけた護符が疎ましく、かつ勿体無いが故にサボり続けた範囲狩りを久しく終えた後に、
薬のライバル店を何件か偵察。

範囲とキューブを除けば、まさしく変わり映えの無い日々。

そこにレベルアップと言う付加価値が、この前ついた。
９０レベルの大台にのったのだ。

何の迷いも無く、ステータスポイントを全て力に振り、
紆余曲折（主に借りたり）を経て揃えたヴィオアーマー一式を、偶然見かけた知り合いに披露した。


相手が悪かった。


よく考えても見れば、横にレベル１００のモヒカンが居るのだから。

９０と１００の間には、ダイアーさんとディオくらいの差がある。


気恥ずかしさに、バツ悪く去りながらも思う。
ワキを光らせているばやいではなく、早急に不夜城に戻るべきだと。


とにかくその場を離れたかったので、騎乗豚に乗り、クリップを開始することにした。


所持金に余裕が出てきたので、テレポートを惜しげもなく使う事ができる。
また、疾風平原が領土のため、１３巻に非常に便利だ。

４０分足らずでクリップを終え、その日も魔界に入る。


先日、ゴードンが設けた話し合いの事を思い出した。


その日も魔界で草掘りをしていた春日部は、片手間に内容を把握していた。


草掘りは反復作業であり、眠気を伴う。


眠気は正常な判断を失わせる。
その場合、春日部は気分がやや高ぶる傾向にあるようだ。


話し合いも終わりに差し掛かり、解散の旨を主催の口から待つのみとなった。
だが、そこで、自ら口にした疑問によりあろうことか会合は長引き、春日部は自らの首を絞める結果となった。

ＨＰの更新が現在不可能である件について。

これには、知識のある者が行動すべきであると言う意見が出ている。

しかし何を思ったか、数年前に少しかじった程度の春日部がでしゃばりはじめた。


そのうえよりにもよって、休みに入ればすぐにできるなどとのたまった。

後日、大きく後悔すると言うのに。


現在は、この文章を打ち込みながらも、仕事帰りの疲労とは別に、もやもやとした倦怠感を感じていた。
詰まるところ、めんどい。

けれども、ゴードンの口から、全幅の信頼を寄せられている事を告げられては、行動しないわけにもいかない。
それに、着手さえしてしまえば、あとはなんとかなるだろうとも確信している。


不夜城ホームページ、近日リニューアルである。


あぁ、言ってしまった。